"SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル" を第4部まで読んだ
ので、ブログを開設しました。
記念すべき1記事目を、自身の振り返りの記録という形でこの本に捧げます。
感想の前に
この本に感銘を受けたわたしという人間について触れておきます。
今は福岡でPHPを用いた開発をしていますが、前職はほぼC#でデスクトップアプリを作っていました。
転職の大きなきっかけは、ある日突然「このままここで5年働いたら、もう次の職場は見つからないのでは?」という危機感が降って湧いたことでした。
とはいえ、明確なビジョンなど全くなく。
とにかく福岡に出たい!!!あわよくば今より給与のいいところで働きたい!!!
という気持ちだけで転職活動を始めました。
弊社に応募した理由は「なんとなく楽しそう」というカンです。最終面接でもそう言ったし、入社から10ヵ月目を迎える今も、楽しいから続けていきたいな〜、ぐらいの感覚でした。
そうです。お察しの通り、わたしは自分のキャリアを真剣に考えたことがありません。
それでいいのか??
たぶん良くない。いや、ふつうに絶対良くない。
でも、わたしはそういう生き物なのだ……これからも浮草だかクラゲだかのようにふわふわ漂って流れていくんだ……。
と、ある種開き直っていましたが。
そういう浮草人間を雑草人間に変えてくれる本です。
ふわふわ漂っている方、ぜひご一読を〜〜!
感想と覚書
第1部「キャリアを築こう」
痛いところをズブズブ突き刺されます。
- 自分を1人の個人事業主として捉え、ソフトウェアを作る能力をサービスとして提供しているのだと考える。
わたしが自分のキャリアを人任せにできていたのは、このマインドがなかったからですね。
それから、
- 自分のキャリアの大きな目標を1つ考える。
未だこの大きな目標は定量的でわかりやすいものではないのですが、 そこに至るまでの小さな目標はなんとなく見えてきた気がしています。 内省&内省、大事!
第2部「自分を売り込め!」
「エンジニアはアウトプットが大事」。よく聞く言葉ですね。
その意味も価値も、もちろん理解しています。しかし今日まで行動に移さなかった人間です……。
いい加減二の足を踏むのはやめよう!
ということで、ハードルの低いところからやりました。
アカウント名統一したいな〜と思ってGitHubのアカウント名変更したのに、
twitter で -
が使えないと知ったときは絶望しました
第3部「学ぶことを学ぼう」
- 弟子をとる:ヨーダになる
これは耳が痛かった。
転職して以来、「わたしが人に教えられることなんて…」という気持ちが強くありました。Gitさえ触ったことなかったし。
でも確かに、自分がつよつよエンジニアでなくても、誰かにものを教えることはできますよねー。
変に萎縮しすぎて、自分も周囲も育たない環境を作り上げちゃわないようにがんばろーと思いました。
- 第35章「知識のなかの隙間を見つける」
これも耳が痛かった〜!!
C#を書いて間もない頃、LINQの概念を理解しきれないまま、先人のコードから「察して」書いていました。 あの時間には無駄が多かったし、その時間が終わったところでわたしの成長はほとんどありませんでした……反省。
第4部「生産性を高めよう」
ポモドーロテクニックと習慣に書かれていますね。
同僚がお仕事にポモドーロテクニックを持ち込んでいて、すごくいいという話は聞いていました。 だから自粛期間が始まってすぐに試してみたものの、効果はびみょう……。
著者と同じ失敗をしていました。
今はこの1記事を、きちんと見積もった上で、トラッキングしながら書いています。 すでに見積もり時間を超過していますけど、集中状態は確かに維持できている……気がします。
おわりに
初めに述べた通り、このエントリは "SOFT SKILLS" を通して自身の振り返りを行った記録、という位置づけです。
そのため、書籍ではこれ以降もお金や体、メンタルの話が続いていきますが、このブログではそこについての記事は投稿しません。
今は読了直後で意識高〜〜〜い感じです。 ちょっとずつ自分に合った形に落としていきたいですねー。
このエントリがこのブログ最後の投稿になりませんように!